穂村弘が好きだ。
昨日の話になりますが、穂村弘さんの『もしもし、運命の人ですか』を買いました。
私、普段は本を買わないんです。
本は好きです。
でも買わずに専ら図書館で借りています。
それは、母親が本は図書館で借りるものと教えたからということも大きいですが、
本を買っても置く場所がない
からなんです。
繰り返しますが、本は好きなんです。そして好きだからこそ、好きな本は買っていいのだという認識でいたら部屋に本が溢れるし、もしかしたらその前に破産する。かもしれない。
そう思うと、読みたい本を買うのではなく、図書館にあるなかから読みたいものを見つけるくらいの心意気でいた方が快適だったりするのです。
なのに。
何故昨日の私は本を買ったのか。
これは普通の人には本当にどうでもいいことかもしれませんが、これは私のブログなので私が好きなことを書いていい。ということなので考察します。
理由①恋愛エッセイというわりと好物なジャンルだったから。
なにせエッセイが好きなんです。中でも恋愛ものと、日常徒然ものが好き。
理由②穂村弘さんは「好きな気がする」作家だったし、読み心地が良さそうだったから。
穂村弘さんは以前から短歌で存じ上げていて、雰囲気は好みだなぁと思って気になる方だったんです(*´꒳`*)
理由③コスパが良かったから。
モノを買うときに大事なこと。それは費用対効果。
理由④「今日買うこと」が思い出になりそうだったから。
これが一番大きいです。良いことがあった日、大きな決断をした日、好きな人と一緒にいるとき、逆に悲しいことがあった日。そういう自分を覚えておくのに、本を手にするのは有効な手段なのではないでしょうか。
そういう訳で、私はこの一冊を手に入れた訳なのです。
結果。
…最高。
穂村弘、最高。
私この人のこと好きだ。
この感覚はあれです。
恋に堕ちてしまった…というときの感覚です。完全に。
もうほんとすき。穂村弘が。
でもこれはあれだと思います。
女の人がダメンズの人にハマるような感覚の、好き。
すごく格好いいとかじゃないのに、もうぐだぐだにハマってしまって、ダメ。ってやつ。
多分そうなんだと思います。わかんないけど。
とりあえずこのエッセイは手に入れる価値のあるものだったと感じたので、私は本当に満足。思い出とともに本棚に仕舞おうと思います。
以上。穂村弘に恋した話でした。